こんにちは！
工務店経営・集客支援ブログ「Hero’s」（ヒーローズ）を運営している
アイムヒーロー㈱、工務店社長をヒーローにする愚直メンターの後藤坂です。
一昔前なら、大工の棟梁というのは、
ある意味特別な存在だったし、
尊敬を集めていました。
地域の「家守り」として、何かあったら、
気軽に相談し、家を建てる時も、
「先に依頼ありき」で、「見積り」さえとらずに、
家のことは何でも相談したものです。
うちの息子の家を建ててくれ！
そんな発注もあったと思います。
仕事さえあれば、いい家を建てる自信はある。
そういう人は多いと思います。
しかし、「仕事をとる」努力をしないと、
いい腕があっても力を発揮できない。
かといって、ハウスメーカーのような
営業スタイルはとれないし、出来ないと思う。
大工棟梁が、営業の腕を磨くというのは、
どうもしっくりこないし、出来ないと思う。
でも、営業活動をしないとならない。
私は、腕に自信がある大工こそ、ホームページを作って
自分の存在や実力を知って頂く必要があると思っています。
ただ、「会社案内」のような、つまらない
ホームページではなく、
その大工さんの人柄や、こだわり、生き様が伝わってくるような、
「出来のいいホームページ」を作るべきだと思うのです。
ホームページは、インターネット上の「お店」です。
今時、ホームページもないような会社は、
候補先にも加えてもらえないし、
信用されない。
大工には、大工に相応しいホームページの形があると
思うのです。
一人親方とか、大工棟梁といった「小さな工務店」経営者は、
社長自身を前面に打ち出した理念型の
ホームページがいいと、私は思っています。
小さな会社にとっては、社長の人柄や、
生き様といった社長本人が一番の「売り」になると思います。
その社長の魅力が伝わるような
「出来のいいホームページ」を作る。
今は、ホームページを確認しないで、
いきなり問合せをする人はいないので、
「出来のいいホームページ」を作って、
自分を知ってもらい、好きになってもらう。
出来のいいホームページ、つまり、インターネット上の
「いい店」「魅力的な店」を開き、お客様に、
自分のことや、自分の会社のことを知って頂く。
それが出来れば、営業の腕を磨かなくても、
お客様に支持され、
「私の家を建ててください」と頼まれる、
古典的な営業スタイルに戻れる気がするのです。
大工棟梁が直接建てる家の魅力を伝え、
それに魅力を感じてくれるお客様の仕事だけやれば、
それで、年間3棟や5棟の仕事は取れる筈です。
一人か二人でやっている大工さんなら、
それで十分生計は成り立つ筈です。
インターネット上のお店（ホームページ）を開く。
そのためには、多少、インターネットの知識も身に付けないと
ならないけど、大工さんは、頭がいいので、
それほど難しくないと思います。
要は、「苦手意識」だけ捨ててもらえばいいと思うのです。
お店（ホームページ）を作って、店長日誌（ブログやfacebook）を
書いて、自身や自社の活動を知って頂く。
日々の地味な活動を継続すれば、
お店（ホームページ）を見たお客様から、
お問合せを頂けるようになると思うのです。
2015年には、工務店の1/3は、消えてなくなるという
予測が立っています。
職人として生きるなら、大工さんの活躍の場は
残されているかも知れません。
しかし、その場合であっても、
自分の存在を知られていないと、
大工としても、生き残れないかも知れません。
自分を知って頂くためにも、
ホームページというインターネット上の、自分の店を作って、
「見栄えのいい」「素敵な店」に育てていきましょう。
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