工務店経営・集客支援ブログ「Hero’s」(ヒーローズ)を運営している
アイムヒーロー㈱、工務店社長をヒーローにする愚直メンターの後藤坂です。
知っていることで、やらないとならないとならないことをやったら、
「どんな未来」が開けると思いますか?
こんな質問に「売上げがバンバン上がる」
といった回答をした人がいる。
そして、では「なぜ、行動しないのか?」という質問に対して、
「ぬるま湯だから」という回答をした。
今現在の状態が「ぬるま湯」だと分かっていて、
そこを抜け出すモチベーションも、
必要性も感じていないとしたら、「どんなアドバイス」も、出来ない。
「ここに来ると、やる気になるんだよね~」
そういう人は、結局やらないのではないか? そう思う。
たぶん、目先の仕事はあって、
とりあえずお金も入るし、忙しい。
先々のことを考えると、多少、不安な気持ちもあるけど、
「まぉ、いずれ」考えれば、いいか。
それで、済ませてしまう。
職人さんなら、体が動く限り現場仕事をしていれば、食うには困らない。
年をとれば、国民年金のお世話になる。
そんな未来があってもいいのかも知れない。
ただ、経営者の場合は、年金もないから、
仕事が取れなくなったら、即死活問題になる。
50過ぎたら、就職しようと思っても、雇ってくれる所もないし、
だいたい、年下の部下に「頭ごなし」に言われて、
我慢できるほど、人間が出来ている人は多くないと思う。
しかも、経営者時代と違って、確実に収入も減る。
サラリーマンに戻るのが嫌なら、踏ん張るしかない。
しかし、「行動しない人」に、「行動を促す」ことは、
私には出来ないと思っている。
「やる気」には、本人自身がなってもらわないとならない。
私の話を聞いて、「別の未来」や「可能性」を感じて、
やる気になって頂けるとしたら、それはそれでいい。
でも、やる気を維持するのは、
自分の努力で、なんとかしてほしい。
「やる気」のない人に、「やる気」を与え、
「励まし続ける」というのは、私には荷が重い。
「やる気」は、自分持ち、
そして、「やる気」を維持するのも、自分持ち。
その上で、「どうやるか?」は、教えてあげることは出来る。
私は、私のやり方で、今の安定を築いたので、
そのやり方なら、手取り足取り教えてあげられる。
でも、「やる気の源泉」となる「動機」は、
私には、提供できない。
本人の問題だと思う。
「やる気になれないですよ~」
「行動できないんですよ~」
「持続できないんですよ~」
こういう人に、話しかける言葉を、私は持っていない。
人は、「自分が変容しないと、自分の大切な人を守れない」
ということが分かった時、「変容する」。
これは、以前にも紹介したことのある高名な方のフレーズですが、
私は、自分の大切な人を守れる
ヒーローになろうと呼びかけている。
人は、自分のためには、頑張れないかもしれないけど、
「大切な人を守るため」なら、
行動し、変容し、成長、進化できると信じています。
守るべき大切な「誰か」がいる人、今日も一日、頑張りましょう。
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