工務店経営・集客支援ブログ「Hero’s」(ヒーローズ)を運営している
アイムヒーロー㈱、ヒーローを育てる愚直メンターの後藤坂です。
全国200社の人柄も腕もいいけど、営業が苦手な
工務店社長をヒーローにするため、
日夜頑張っています。
建設会社というと、建築会社や、工務店よりも若干規模が
大きい会社をイメージします。
ただ、よほどの規模でない限り、
建築業を行っている会社のホームページは、
理念型が良いと思います
理念型のホームページとは、
どういうものかというと、
社長の想いがバーンと前面に出ているものです。
小さな建築会社の場合、
社長=建築会社という場合が少なくないと思います。
その建築会社の社長がどんな人で、
どんなことを考えている人なのか?
そういったことが一番気になる訳です。
もちろん、スタッフとか、今までの実績とか、
施工体制とか、社会的信用といったことも、
気になる要素の1つなので、
ホームページを作る上では、必要不可欠なものです。
しかし、もっとも力を入れた方がいいのが、
社長の想いを披歴した代表挨拶だというのが、
私の考えです
八王子の新井建設は、家族経営の小さな工務店です。
「あっ、そうだ! ここも建設会社だ」
この新井建設、新井社長は、
大工棟梁だった父親に憧れて建築の世界に入り、
父の勧めもあって、大学卒業後は、
大手の建設会社に入りました。
しかし、「お客様のために建てる家」ではなく、
「商品として売られる家」に幻滅、挫折し、
大工棟梁の父に弟子入り。
そこで、少年時代に憧れた家づくりを味わうことが出来た。
しかし、その後、シックハウス問題、プロとしての信条、
さまざまな事件や試練を乗り越え、
確固たる信念を築くに至る。
そうした新井社長の、生い立ちや、経歴、想い、
信条などを披歴した「代表挨拶」になっています。
・いい家を建てるのは、当たり前
・メンテナンスをしっかりやるのも、当たり前
・価格が適正なのも、当たり前
全てが当たり前な中で、どこに違いを出し、
差別化を図るかといったら、
社長の「人となり」を、魅力的に表現することだと
思います
魅力的といっても、ウソやハッタリは良くないと思います。
どんな人で、どんな経験をしていて、
どんなこだわりを持って家づくりをしているのか?
そうしたことが伝わってこないといけないし、
ある程度の文章力も要求される。
単なる自己紹介文をダラダラと書かれても、
興味深くないし、読む気も起らない。
ハリウッド映画には、必ずストーリー展開があります。
それと、同じように、盛り上がりや、落ち込みが欲しいのです。
「俺の人生なんて、物語はない」
という人が、結構います。
しかし、よく話を聞いてみると、
様々な苦労や、努力、そうしたことの1つ1つが
実に面白い。
ただ、それを表現する力が、有るか無いかといった
ことだと思います
興味深い「自分物語」を書けるようになるためには、
文章力を上げる努力も必要だし、
自分の人生を振り返ってみて、
かつ、それを赤裸々に曝け出す勇気も必要です。
単に自己開示しても、
「家を建てたい」「家づくりのパートナーを探したい」と
考えている人にとって、興味深くなかったら、
意味もないし、読んでもらえない。
建設会社、建築会社、工務店といった、いわゆる
家を建てる小さな会社は、
社長の想いを披歴したホームページを作って、
そこにアクセスを集めるという集客スタイルが絶対にいいと思います。
どんなコンセプトを打ち出せば、お客様に支持されるか
分からないという方は、
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もっと詳しいことを知りたい人は、
工務店経営・集客支援ブログHero’sのコンテンツを、
ご確認ください。